いま最も注目されている「小学校英語講師」

小学校に教科として英語を導入しようとする動きが高まっています。教科としての導入は、まだ議論されている途中ですが、2000年から段階的に始められた総合的な学習の時間の中で「国際理解教育」の一貫として、英語活動を行っている学校が増えてきました。

しかし、現役の小学校教員の大半は英語教育の知識や経験をほとんど持ちません。そこで、彼らをサポートする人材を育てるために生まれたのが「小学校英語指導者」「小学校英語講師」と呼ばれる人たちです。

小学校英語講師の仕事は、学校の先生をサポートしながら、子どもたちに楽しく英語を教えることです。小学生を対象としていますから、文法や単語の綴りを教え込むのではなく、歌やゲームで楽しく英語が学べるよう、カリキュラムを組み立てたり授業の内容を考えたりする企画力が必要となります。

とはえ、小学校英語講師になるための検定試験や採用試験は特になく、海外での生活経験のある主婦が小学校英語教師として勤めていることも少なくありません。しかしながら、単に語学教師としてではなく、小学校の子どもたちの教育に直接関わる仕事であるという考え方から、カルチャースクールや通信教育などで専門の教育を受けて英語講師となる人たちも増えてきています。

小学校英語講師になるための試験は特に設けていない自治体がほとんどです。不定期に英語講師を公募したりすることもありますが、採用数はまだ少なく、英語講師として教壇に立つことのできるチャンスはごくわずかです。またその給与も決して高くはなく、時給で1500円〜2300円、月給にすると10万〜15万くらいのようです。そのため、学校での仕事のない時には、児童英会話教室でアルバイトをするなど、仕事を掛け持ちしている人たちも少なくありません。

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