「先生」と呼ばれる仕事はこんなにある

「先生」というと、まず思い浮かべるのは幼稚園の先生、小学校の先生というような学校の「先生」ではないでしょうか。しかし、「先生」とよばれる仕事は他にもたくさんあります。

例えば、医師。「脳外科の○○先生」というような呼び方を、患者である私たちも使っていますね。または弁護士。代議士。作家など。学校の先生に限らず、「先生」と呼ばれる職業の人は、ある分野での専門家という立場にいます。専門家となるためには、それに関わる教育を受け、資格試験に合格しなければなりません。

例えば、医師になるためには6年間医学部などで学んだ後、医師国家試験に合格する必要があります。弁護士になるためは、法科大学院で法曹としての教育を受け、修了後に司法試験を受験し合格しなければなりません。代議士になるために必要な資格は特にありませんが、選挙に出馬し当選するためには、社会的な実績と信頼を得ていなければなりません。

「先生」と呼ばれる仕事の共通点は、その仕事に就くのがある程度困難であるということ。ゆえに多くの人からの尊敬を集めているのかもしれません。それだけに周囲からの注目が高く、不祥事などを起こした場合批判が集中する職業でもあります。会社員の不祥事よりも、教師や医師、弁護士や代議士の「先生」たちが起こす不祥事のほうが、マスコミでは大きく取り上げられたりします。

教師にあるまじき、医師にあるまじいき行為を忌み嫌うのは、多くの人々が「教師とはこうあるべき」「医師とはこうあるべき」という理想像を持っているからでしょう。「先生」という仕事に就く人には、周囲の人間が抱いている理想像を裏切らないような行動が求められているのです。

教師や弁護士の他にも、「先生」と呼ばれる人たちは大勢います。国語辞典で調べてみると、「先生」とは学問・技芸などを教える人。また学芸に長じた人のこと。三味線の先生、日舞の先生、茶道や華道の先生など、伝統芸能や芸術の分野で長けている人たちも「先生」と呼ばれています。茶道や華道の先生になるためにも、師匠について芸や技を磨き、試験や検定にパスしなければなりません。

世に「先生」と呼ばれる仕事はたくさんありますが、その道のりは決して楽ではないのです。

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